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令和2年度入学式開催 感染防止策を徹底し

 

 大阪大は10日、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から開催を見送っていた令和2年度入学式を、2021年4月6日に大阪城ホール(大阪市中央区)で行うことを発表した。

 

 昨年4月に予定されていた令和2年度入学式は参加者の安全を最優先に考え、開催が見送られていた。しかし「この1年間コロナ禍での学生生活を余儀なくされた入学生が新年度のスタートを迎えるにあたり、阪大に入学したことへの祝意を改めて伝えたい」との思いから、1年越しでの挙行に至った。

 

 式典は新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で行われる。参加対象者は20年4月入学の学部生・大学院生のみで、参加には専用フォームからの事前申し込みが必要だ。さらに式典当日は学部・研究科や課程ごとに入場時間が制限される他、参加にあたっては検温やマスクの着用、「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」のインストールなどが必須となる。なお式へ参加できない保護者や友人に向けて、特設サイトで式の模様がライブ配信される予定だ。

 

 参加申し込みの専用フォームは阪大の公式ウェブサイトからアクセスできる。阪大は今後の感染状況によっては開催形態の変更や中止などの対応もあり得るため、随時ウェブサイトを確認するよう求めている。

 

【杉野如海】